大谷翔平、2戦連発17号なるか お得意様レンジャーズ戦「2番・DH」でスタメン

AI要約

大谷翔平投手がレンジャーズ戦に2番・指名打者でスタメン出場し、前日に続く2試合連続本塁打17号に期待がかかる。

前日の試合では、大谷は5試合ぶりの本塁打となる16号2ランを放ち、4本塁打の猛攻に貢献した。

対戦相手のレンジャーズの先発投手はジョン・グレイ投手で、大谷はこれまでに対して好成績を残しており、2試合連続本塁打やメジャー通算102盗塁を目指す。

大谷翔平、2戦連発17号なるか お得意様レンジャーズ戦「2番・DH」でスタメン

◆米大リーグ ドジャース―レンジャーズ(12日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が12日(日本時間13日午前11時10分開始予定)、12連戦2戦目となる本拠地・レンジャーズ戦のスタメンに「2番・指名打者」で名を連ねた。前日11日(同12日)の同カードに続く2試合連続本塁打となる17号に期待がかかる。

 11日(同12日)は、6回の4打席目に、5試合ぶりの本塁打となる16号2ラン。3番手右腕・アンダーソンの92・2マイル(約148・4キロ)直球を捉えた、右中間席への打球速度114・2マイル(約183・8キロ)、打球角度23度、飛距離433フィート(約132メートル)という、打った瞬間分かる会心の当たりだった。ドジャース打線はつながって、続くフリーマンが2者連続ソロを放つなど、このイニングだけで4本塁打。今季最多15得点の快勝に貢献した大谷は「甘い球を最後、しっかりといい形で打てた。(3四死球など)その他の打席も基本的にはいい打席だったので、今日は良かったんじゃないかなと思います」とうなずいていた。

 レンジャーズの先発は、ジョン・グレイ投手(32)。ロッキーズ時代には16年から4年連続2ケタ勝利を挙げた通算71勝の右腕だ。今季はここまで12登板で2勝2敗、防御率2・12。大谷はこれまで10打数4安打の打率4割で、18年、23年に1本ずつ本塁打を放っている好相性だ。平均153キロほどの直球とスライダーの2球種が投球の9割ほどを占める。

 エンゼルスでプレーしていた昨季までは同じア・リーグ西地区に所属していた対戦の多いレンジャーズとあって、これまで全球団で最多の20本塁打を放っている“お得意様”だ。5月4~6日(同5~7日)に3日連続本塁打を放って以来の、2試合連続本塁打にも期待が持てそうだ。また、2試合連続の盗塁を決めてメジャー通算102盗塁となると、松井稼に並んで日本人2位になる。

 今季大谷はここまでチーム68試合中65試合に出場して260打数81安打(リーグ4位タイ)の打率3割1分2厘(同4位)、16本塁打(同3位)、43打点(同9位)、15盗塁(同7位タイ)をマークしている。