大谷翔平、5戦ぶり16号なるか 12連戦初戦「2番・DH」1打席目は四球、すかさず二盗決める

AI要約

大谷翔平投手が本拠地でのレンジャーズ戦に挑み、四球を選んで初回に盗塁を成功させるも、ランナーが生還できず。

対戦相手の投手情報や成績、大谷選手の調子などを振り返りつつ、期待がかかる試合への展望。

ドジャースの12連戦のスケジュールと大谷選手の本塁打記録に期待が高まる。

大谷翔平、5戦ぶり16号なるか 12連戦初戦「2番・DH」1打席目は四球、すかさず二盗決める

◆米大リーグ ドジャース―レンジャーズ(11日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が11日(日本時間12日)、12連戦初戦となる本拠地・レンジャーズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、初回1死走者なしの1打席目はフルカウントから内角低めの変化球を選んで四球だった。続くフリーマンの打席ですかさず今季15個目の盗塁となる二盗を成功。15盗塁はリーグ7位タイとなった。だが、フリーマンの右前安打は打球判断を誤って三塁に進むことは出来なかった。

 先発はデーン・ダニング投手(29)。昨季自己最多12勝を挙げた右腕は、試合前の時点で4勝4敗、防御率4・09で、大谷はこれまで21打数4安打の打率1割9分で本塁打なしと抑え込まれていた。速球系の平均球速は90マイル(約145キロ)ほどだが、シンカー、スライダー、カットボール、チェンジアップなど多彩な変化球でボールを動かす技巧派だ。

 7~9日(同8~10日)の敵地・ヤンキース3連戦では、チームが2勝1敗だったが13打数2安打。主役の座を3戦3本塁打だったヤンキースのジャッジに譲った。21、23年に月間MVPに輝き、昨季は月間15本塁打を放つなど得意の6月だが、試合前の時点で6月は34打数7安打の打率2割6厘で1本塁打、3打点、1盗塁。調子が上がりきっていない。

 ドジャースはこの試合からレンジャーズ、ロイヤルズ、ロッキーズ、エンゼルスと12連戦。5日(同6日)の敵地・パイレーツ戦以来5試合ぶりの本塁打となる16号に期待がかかっている。