大谷翔平「2番・DH」で出場 6月8戦打率・206 不振脱出へ天敵右腕と対決

AI要約

 大谷翔平選手が指名打者として出場し、前カードで振るわなかったとは違い、今回の打撃で巻き返しを狙う。

 直近の15戦で成績が低迷している大谷だが、この日の対戦相手であるダニングには苦手意識があり、攻略を図る意欲を見せている。

 ドジャースの打線は主力選手が揃っており、今回の試合での大谷の活躍がチーム全体の勢いにつながることが期待される。

大谷翔平「2番・DH」で出場 6月8戦打率・206 不振脱出へ天敵右腕と対決

 「ドジャース―レンジャーズ」(11日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手が「2番・指名打者」で出場することが発表された。昨季ワールドチャンピオンのレンジャーズとの今季最初で最後の3連戦。休養日明けの一戦で天敵右腕ダニングと対じする。

 大谷は前カード、敵地ニューヨークでのヤンキース3連戦は13打数2安打1四球、打率・154と振るわず。ヤンキースの主砲ジャッジが3本塁打でシーズン24本塁打とするとなど、11打数7安打、打率・636と爆発し、東西アーチスト対決は明暗を分けた。

 大谷はここまで64試合に出場し、打率・310(ナ・リーグ4位)、15本塁打(同3位タイ)、41打点(同9位タイ)、14盗塁(同8位タイ)、OPS・947(同2位)と好成績を残しているが、直近15戦は打率・188(64打数12安打)、2本塁打、7打点、OPS・563と精彩を欠いている。

 6月に強く、昨季はエンゼルス歴代最多の月間15本塁打を記録したが、今季は6月8試合の打率が・206(34打数7安打)、1本塁打、3打点と本来の力を出し切れていない。この日のレンジャーズ先発はダニング。ここまで4勝4敗、防御率4・09の成績を残している右腕とはドジャースの中で最も対戦が多いが、打率・190(21打数4安打)と苦にしており、天敵攻略で復調のきっかけにしたいところだ。

▽ドジャースのラインアップ

1番・遊撃 ベッツ      打率・309 10本塁打 37点 OPS・914

2番・DH 大谷       打率・310 15本塁打 41打点 OPS・947

3番・一塁 フリーマン    打率・290 8本塁打 40打点 OPS・879

4番・捕手 スミス      打率・288 9本塁打 39打点 OPS・846

5番・左翼 T・ヘルナンデス 打率・266 16本塁打 48打点 OPS・849

6番・二塁 ラックス     打率・216 1本塁打 13打点 OPS・560

7番・中堅 パヘス      打率・260 6本塁打 19打点 OPS・721

8番・右翼 ヘイワード    打率・230 2本塁打 6打点 OPS・720

9番・三塁 ロハス      打率・283 2本塁打 12打点 OPS・770

   投手 パクストン    5勝1敗 防御率4・19