大谷翔平がヤンキース戦で4打数1安打、「ワールドシリーズ前哨戦」はドジャース2勝1敗

AI要約

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平がヤンキース戦で左翼線二塁打を放つも、チームは敗れる。

ワールドシリーズの前哨戦とされた対戦でドジャースは勝利を逃し、ヤンキースに敗れる。

大谷の好走塁で得点するも、ジャッジの24号ソロ本塁打でヤンキースが逃げ切る。

 【ニューヨーク=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は9日(日本時間10日)、敵地ニューヨークでのヤンキース戦に2番指名打者で出場し、八回に左翼線二塁打を放って4打数1安打だった。内容は中飛、右飛、左飛、左翼線二塁打だった。チームは4―6で敗れた。

 ア・ナ各リーグの優勝候補同士の対戦で、ワールドシリーズの前哨戦とも言われた3連戦。8年ぶりにヤンキースタジアムでの試合となったドジャースは前日まで連勝を飾り、同一カード3連勝を目指した一戦だった。

 2点を追う八回、先頭の大谷の打球は逆方向へ。詰まっていた打球だったが、三塁線が空いていたため、左翼線に転がり、二塁打とした。続くフリーマンの三ゴロで三塁に進み、スミスの右犠飛でホームを踏んだ。定位置付近でキャッチした右翼手のジャッジからの好返球がきたが、俊足を飛ばした大谷がわずかに速く滑り込んでセーフ。1点差に迫る貴重な得点をマークした。

 ただ、ヤンキースはその裏、主砲のジャッジが両リーグトップを独走する特大の24号ソロを放ち、リードを2点に広げ、逃げ切った。