東海大九州18年ぶり初戦突破ならず 注目右腕廣池康志郎は最速151キロも5回2失点【全日本大学野球選手権】

AI要約

東海大九州は7年ぶりの全日本大学野球選手権に出場し、激しい試合を繰り広げたが、中部学院大に競り負けて18年ぶりの初戦突破を果たせなかった。

注目右腕の廣池康志郎が力強い投球で要所を締め、しかし4回に連打を浴びて1点を先制される。打線は追いつく努力を見せたが、一発が出ずに敗北した。

柚留木歩の三塁打など、後半の粘りを見せたが、結局は敗北。悔しい結果となった。

東海大九州18年ぶり初戦突破ならず 注目右腕廣池康志郎は最速151キロも5回2失点【全日本大学野球選手権】

 ◆第73回全日本大学野球選手権1回戦 東海大九州2―3中部学院大(10日、神宮)

 7年ぶり出場の東海大九州(九州南部地区)は終盤に粘るも競り負け、18年ぶりの初戦突破を果たせなかった。

 先発した身長185センチの注目右腕、廣池康志郎(4年・都城農)は初回から走者を出しながらも、最速151キロの力強い直球を主体に要所を締める投球で切り抜けていた。しかし4回に1死から3連打を浴びて1点先制されると、2死一、三塁で元山蔵之助(3年・熊本国府)にも中前適時打を許した。

 打線は3点を追う8回に犠飛で1点を返すと、9回には1死から柚留木歩(4年・東海大熊本星翔)が右中間を破る三塁打を放ち、相手の暴投で1点追加。一発が出れば同点だったが後続が倒れた。