九産大が6年ぶり初戦突破 浦田俊輔が3安打「いつも通りの野球ができた」/大学野球選手権

AI要約

九産大内野手が活躍し、6年ぶりの初戦突破に貢献。

浦田選手はシャープな打撃で3安打を記録し、宗山との刺激を受けていた。

浦田選手は阪神近本を目標に掲げ、福岡大を下し仙台大と対戦へ。

九産大が6年ぶり初戦突破 浦田俊輔が3安打「いつも通りの野球ができた」/大学野球選手権

全日本大学野球選手権第1日(10日、福岡大3―5九州産業大、1回戦、東京D)今秋のドラフト候補に挙がる九産大・浦田俊輔内野手(4年、長崎海星高)が「1番・遊撃」で出場し、3安打1盗塁と活躍。2018年以来6年ぶりの初戦突破に貢献し、「球に逆らわず打つことを意識した。いつも通りの野球ができた」と胸を張った。

一回先頭の第1打席から9球粘るなど、持ち前のシャープな打撃で3安打とも中前へ運んだ。昨年12月の大学日本代表候補合宿では、同じ左打ちの遊撃手でドラフトの目玉とされる明大・宗山とともに汗を流し「(野球への)姿勢や集中力、守備や打撃の全てにおいて学ばせてもらった」と刺激を受けた。

目標に掲げるのは阪神・近本だという。「本塁打も打てて、1番打者としていい仕事をする。そこを目指してやっていきたい」。福岡大との九州対決を制し、2回戦は仙台大と対戦。50メートル5秒8のリードオフマンが勝利への原動力となる。(児嶋基)