敗退してもなお…神村学園応援団が繋いだ"大社魂" 試合後の行動に「気持ちが溢れてる」

AI要約

第106回全国高校野球選手権大会の準決勝で神村学園が関東一に敗れ、試合後に関東一の校歌を手拍子で称える姿が称賛された。

大会前の準々決勝でも大社の応援団が同様の行動を取り、その姿勢が話題となっていた。

神村学園の応援団が相手校に手拍子で敬意を表したことに対して、SNS上では感動や賞賛の声が多く寄せられた。

敗退してもなお…神村学園応援団が繋いだ

 第106回全国高校野球選手権大会の準決勝が21日に甲子園球場で行われた。第1試合で関東一(東東京)に1-2で敗れた神村学園(鹿児島)の応援団の行動に「ほんと泣ける」「これぞスポーツ」と称賛の声が寄せられている。

 神村学園はロースコアで逆転負けを喫した。試合後、勝った関東一の校歌を聞くこととなったが、アルプス席の応援団は校歌に合わせて手拍子し、勝者を称えた。

 実は19日に行われた準々決勝で、勝者となった神村学園の校歌の際に、敗れた大社(島根)の大応援団が手拍子を行っていた。大会を通じて高い注目を浴びた大社応援団の“最後の行動”は「鳥肌もん」「応援団に頭が下がった」「グッときた」などと話題になっていた。

 その2日後、神村学園の応援団は自分たちがしてもらったことと同じように、相手校に手拍子で敬意を示した。この様子にSNS上には「繋いだんやね」「手拍子してるの優しい」「気持ちが溢れてる」「行動を取れるのが凄い」「手拍子に感動した」といったコメントが相次いでいた。