ロバーツ監督、ベッツ、大谷翔平が…チームが一つになった瞬間 “ヤ軍撃破”を決定づけた一打でそれぞれのリアクションがアツい

AI要約

ドジャースがヤンキースを11-3で打ち負かす試合で、テオスカー・ヘルナンデスが先制ソロや満塁弾など6打点を挙げて活躍。特に8回の満塁弾で一気に試合を決定づけた。

ヘルナンデスの満塁弾による雄叫びに、ベンチのロバーツ監督やチームメイトも喜びを示し、ヘルナンデスの爆発的な感情表現が話題に。

ヤンキースを相手に活躍するヘルナンデスは15本塁打で大谷と並び、打点でも上回るなどチーム一丸となって勝ち進む雰囲気が漂っている。

ロバーツ監督、ベッツ、大谷翔平が…チームが一つになった瞬間 “ヤ軍撃破”を決定づけた一打でそれぞれのリアクションがアツい

【MLB】ヤンキース3-11ドジャース(6月8日・日本時間9日/ニューヨーク)

 ドジャースの大谷翔平が「2番・DH」で先発出場したこの試合は、陽気なドミニカンのテオスカー・ヘルナンデスが先制ソロ&ダメ押し満塁弾など6打点の大暴れ。とくに2点差で迎えた終盤8回に飛び出した満塁弾は追い上げムードのヤンキースの息の根を止め、試合を決定づける一打となった。その際、ダイヤモンドを一周するヘルナンデスが感情を爆発させ、雄叫びを連発したが、本塁へ迎え入れたベッツ、大谷翔平、さらにはベンチ内のロバーツ監督が密かに見せた渾身のガッツポーズにも反響が集まった。

 3回に大谷に勝ち越しタイムリーが飛び出すなど、4-2とドジャースが2点リードで迎えた8回表、1死満塁のチャンスで打席に立ったのは、2回に先制ソロを放ち、6回には1死一、三塁の場面でも三ゴロながら1打点を挙げている好調ヘルナンデス。ヤンキース3番手右腕・ケンリーが投じた5球目、内角低目のチェンジアップをすくい上げた打球は、思いのほか伸び、ド軍ブルペン陣が待機するレフトスタンドに着弾した。

 起死回生の満塁弾を確信したヘルナンデスは右拳で胸を叩くと雄叫びをあげながらダイヤモンドを一周。そんなヘルナンデスに呼応するようにベンチのロバーツ監督が左拳をあげ、力強く握りしめ渾身のガッツポーズを決めた。

 場内が騒然となる中、本塁を踏んだヘルナンデスはスミス、大谷、ベッツらとハイタッチ。大谷は満面の笑みで、ベッツはいつものようにクールに振舞ったがここでヘルナンデスの感情が爆発。ひと際高い声で球場に響く雄叫びをあげた。

 ベンチ内でも興奮が収まらないヘルナンデスは、再び祝福するベッツと向かい合うと、ここでも「ワーーォ!」と雄叫び。すると、ベッツが破顔。「ったく、すげーなオマエは」っといったようにタッチをかわした。

 大谷が本塁打を放った際には、ひまわりの種で真っ先に祝福するなど、チームのムードメーカであるヘルナンデス。そんなヘルナンデスの大爆発に仲間が見せたそれぞれのリアクションが、ヤ軍からの連勝とチームの雰囲気の良さ“チーム一丸”を印象づけるシーンとなったが、そんな様子にファンからは「テオスカーやばw」「めっちゃ叫ぶw」「ロバート監督やっぱりアツいな」「あのベッツが爆笑w」「大谷さんもニッコリ」などの反響が。

 気づけば、ヘルナンデスの本塁打数は大谷と並んで15本でナ・リーグ2位タイ。打点では41打点の大谷を上回る47打点。9回にはフリーマンにもタイムリーツーベースが飛び出すなど、ヤンキースを相手にお祭り騒ぎ。5月の終わりには一時、5連敗と喫するなどかみ合わないときもあったが、ここにきて、常勝軍団が一つになりつつある。きょうはヤンキースをスイープすべく、3連戦最後の試合に臨む。「2番・DH」でスタメンに名を連ねた大谷が、きのうの12打席ぶりに放ったヒット&タイムリーに続く4試合ぶりの16号なるか。一発が出ればヤンキースタジアムでは自身5本目の一発となる。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)