ラスト10分間ボランチでプレーした板倉滉「レベルの高い相手にどれだけできるかが大事」

AI要約

板倉滉がミャンマー戦で後半途中出場し、冷静にプレーしたことを振り返る。

3バックと4バックの併用や可変システムについて言及し、チームの柔軟性を強調。

シリア戦に向けて先発起用が期待されるが、最重要視するのは勝利であり、板倉自身はパリ五輪のオーバーエイジ候補については詳細を把握していない。

ラスト10分間ボランチでプレーした板倉滉「レベルの高い相手にどれだけできるかが大事」

 6日のW杯アジア2次予選・ミャンマー戦(○5-0)に後半35分からボランチで途中出場した日本代表DF板倉滉(ボルシアMG)は「状況も状況だったし、流れもあったので、落ち着いてやらないといけなかったけど、ちゃんと(試合を)終わらせることはできたと思う」と振り返った。

 3-0という点差の中でMF守田英正に代わって投入され、MF川村拓夢とのダブルボランチでプレー。試合展開としてはテスト色も弱まった終盤のわずかなプレー時間となり、「プレッシャーのある相手、レベルの高い相手になったとき、どれだけできるかが大事」と冷静に語った。

 4バックと3バックの併用については「両方に対応しないといけないし、それができるメンバーがいる。今までも試合の中で3バックにトライしているし、引き続きチームとしてトライしていくと思う」と指摘。ミャンマー戦は90分間を通して3バックを採用したが、「(システムは)相手ありき。3バックでやりながらも状況によっては4バックに変えられる。そこは相手を見てだと思う」と、試合の中で可変していく必要性にも言及した。

 メンバーの入れ替えが予想される11日のW杯アジア2次予選・シリア戦(Eピース)は先発が濃厚で、再び3バックを試す可能性もある。「いろいろトライはするけど、代表に求められているのは結果。ミャンマー戦はいい形で勝てたし、シリア戦もトライはするだろうけど、最終的には勝つことにこだわりたい」と、日本代表としてまずは勝利を最優先した。

 一部報道ではパリ五輪のオーバーエイジ候補としても名前が挙がっている板倉だが、「全然分からない。名前が挙がっているのはうれしく思うけど、自分で決められる話ではないので分からない」と話すにとどめた。