【日本代表】中村2ゴール、堂安に小川も2ゴール!ミャンマーに5-0大勝 5勝全勝で首位突破

AI要約

日本代表がW杯アジア2次予選でミャンマーを4-0で圧倒し、5戦全勝でB組首位を獲得した。

中村敬斗、堂安律、小川航基が得点し、日本の勝利を決定付けた。

森保監督は3バックを採用し、新たな選手を積極的に起用する姿勢を見せた。

【日本代表】中村2ゴール、堂安に小川も2ゴール!ミャンマーに5-0大勝 5勝全勝で首位突破

<W杯アジア2次予選:ミャンマー0-4日本>◇6日◇トゥウンナ・スタジアム(ヤンゴン)

 FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会出場を目指す日本(FIFAランキング18位)が、アウェーでミャンマー(同163位)に5-0と圧勝した。既に最終予選進出を決めている中、前半17分にMF中村敬斗(スタッド・ランス)、同34分にMF堂安律(フライブルク)が得点すると、後半30分、38分とFW小川航基(NECナイメヘン)が立て続けにゴールを奪った。また中村は後半アディショナルタイムに駄目押しゴールを決めた。5戦全勝(アウェーの北朝鮮戦は不戦勝)でB組首位を決めた。昨年11月には5-0で大勝した。チームは7日に帰国し、2次予選最後のシリア戦(11日・エディオンピースウイング広島)に準備を進める。

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 気温28度、湿度70%。蒸し暑い気候でのアウェー戦。森保監督は3バックを選択した。22年カタール大会後の第2次政権となって初。中央に谷口、左に伊藤、右に橋岡を配置した。1列前にウイングバックを置き、右に菅原、左に中村を起用。初招集のMF鈴木唯人がベンチ入りする中、常連組のDF長友、冨安、MF久保はベンチから外れた。

 さっそく前半14分、MF鎌田の縦パスから中村が左のオープンスペースへ抜け出すと、落ち着いた持ちこみから右足でゴールを決めた。代表9試合で7ゴール目。この先制点で日本は完全に主導権を握った。

 前半34分、中村の横パスを受けた鎌田がワントラップから右足シュートを放つ。左ポストを叩いたが、こぼれ球を堂安が落ち着いて押し込み、2-0とリードを広げた。堂安は代表9ゴール目となった。

 前半アディショナルタイムには、GKがこぼしたボールを再び堂安が押し込んだが、オフサイドでノーゴールとなった。なお2次予選ではVARが導入されていない。

 日本は後半開始から旗手に代えて川村、堂安に代えて鈴木唯を投入した。その鈴木唯は積極的にシュートを打ち、前線のFW小川にパスを通すなど果敢なプレーを披露した。

 後半17分には菅原と鎌田を下げて、相馬と前田をピッチに送った。ウイングバックとして相馬が右、前田は左に入り、大外から縦へ仕掛ける狙いを持たせた。

 後半25分には前線に出たパスがこぼれたところ、前田が俊足を飛ばして右足シュート。GKにセーブされて追加点とはならなかった。

 そして後半30分、右サイドから相馬がゴール前へクロスボールを送ると、小川が頭で押し込んだ。小川は4年ぶりの代表戦ゴール(3試合4点目)で先発起用に応えた。

 後半35分に守田に代えてDF板倉を送り、交代枠の5枚を使い切った。

 さらに小川は同38分、相馬からの右クロスが相手選手に当たってこぼれたところ、素早く拾うとターンし、左足でゴールを奪った。後半42分にはFKからヘディングシュートを放つ。わずかにゴール左へと外れ、ハットトリックはならなかった。

 さらにアディショナルタイムに中村が右足でゴール。攻守に圧倒し、日本が危なげなく勝利。新しく鈴木唯も加わり、日本代表は着実に選手層は厚くなっている。