上手さの三笘、決定力の中村に対抗するFW前田大然の武器「薫や敬斗と違うところを見せていければ」

AI要約

日本代表が26年W杯北中米大会アジア2次予選シリア戦に向けて広島で合宿を開始した。前田大然は不選出の選手との違いを意識し、攻守でのハードワークを心掛けている。

前田はセルティックでの活躍を振り返り、シーズン締めくくりとなるシリア戦での活躍を誓っている。

上手さの三笘、決定力の中村に対抗するFW前田大然の武器「薫や敬斗と違うところを見せていければ」

 26年W杯北中米大会アジア2次予選シリア戦(11日・Eピース)を控える日本代表は8日、広島県内で合宿をスタートさせた。前日7日夜にミャンマーから帰国し、この日朝に広島入り。大粒の雨が降る中、約2000人のファンを前に1時間強の練習に励んだ。

 ミャンマー戦は左サイドで途中起用されたMF前田大然(セルティック)は「薫や敬斗と違うところを見せていければ良い」と負傷で今回は不選出のMF三笘薫(ブライトン)や国際Aマッチ通算9試合8得点のMF中村敬斗(スタッド・ランス)とは違う持ち味で勝負することを宣言。「90分通して、そればっかりやっているとしんどい。ウイングバックならば頭を使いながら、考えてやらなきゃいけない」と前置きしつつ、爆発的なスピードを武器にした攻守でのハードワークを心掛けた。

 セルティックではシーズン途中に負傷もあったが、公式戦36試合10得点4アシストをマーク。2冠達成に貢献した。「復帰してからは今のコンディションを維持できたので、このままあと1試合しっかりやりたい」。23―24年シーズン締めくくりとなるシリア戦で結果を残し、来季への弾みを付ける。