大谷翔平 第2打席は空振り三振 “怪物新人”粉砕した前日に続く活躍に注目

AI要約

大谷翔平投手がパイレーツ戦に2番DHで先発し、空振り三振を喫するも、チャレンジ成功で安打を記録。

チャレンジ後にフリーマンが3ランで先制し、ドジャースが勝利。

大谷は5試合ぶりにマルチ安打をマークし、怪物新人の速球を打ち崩す復調ぶりを見せる。

大谷翔平 第2打席は空振り三振 “怪物新人”粉砕した前日に続く活躍に注目

 ◇ナ・リーグ ドジャース-パイレーツ(2024年6月6日 ピッツバーグ)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が6日(日本時間7日)、敵地でのパイレーツ戦に「2番・DH」で先発出場。第2打席は快音が響かず、空振り三振だった。

 2回1死で迎えた第2打席はスライダーに翻弄され、バットが空を切り、三振に倒れた。

 初回無死一塁の第1打席はライナー性の打球が右翼へ飛んだ。一度は右翼手・オリバレスが捕球したとみなされ、アウトの判定だったが、ドジャース側が捕球か落球かチャレンジを要求。グラブの前でショートバウンドしていたことが確認され、判定が覆り安打をもぎ取った。

 これで無死一、二塁に好機を広げると、次打者・フリーマンが3ラン。MVPトリオの3連打で先制点を奪った。

 大谷は前日5日の同戦の第2打席でで最速164キロを誇る大型新人、スキーンズの101・1マイル(約161キロ)を捉え、バックスクリーンに15号2ランを放つなど、5打数2安打で5試合ぶりにマルチ安打をマークした。

 過去2度、月間MVPを獲得した「得意の6月」に入って3試合ノーアーチだったが、“怪物新人”の剛速球を粉砕し復調気配を感じさせた。