貴重な追加点を挙げた堂安「環境、ピッチ状態を含めてよかった」2日に結婚発表 自ら祝砲

AI要約

W杯北中米大会アジア2次予選B組の試合で、サッカー日本代表がミャンマーを5-0で破り、堂安律がゴールを挙げた

中村と鎌田の得点で先制し、堂安が結婚後初ゴールを記録。3バック布陣も成功し、5連勝で最終予選に向けて好調

雨の影響でピッチは重かったが、堂安はチーム全体の良いプレーを指摘し、新布陣の手応えにも言及

 ◇W杯北中米大会アジア2次予選B組  日本―ミャンマー(2024年6月6日 ミャンマー・ヤンゴン)

 8大会連続のW杯出場を目指すサッカー日本代表は6日、26年北中米大会アジア2次予選・敵地でミャンマーに5―0と快勝。先日結婚を発表したばかりのMF堂安律(25=フライブルク)が1―0とリードした前半34分にゴールを決めるなど、自ら祝砲を挙げ同予選無傷の5連勝に貢献。既に進出を決めている最終予選(9月開幕)に向けた貴重なテストの場で第2次森保政権初となる3バックを試し結果を残した。

 試合は日本が押し込む展開が続くと、前半17分にMF中村が先制ゴール。さらに同34分にも追加点。左サイド、MF中村からのパスをペナルティーエリア内でトラップしたMF鎌田が反転しながら右足でシュート。これは左ポストに弾かれるも、MF堂安がこぼれ球を左足で押し込みチーム2点目。2日に結婚を発表したばかりの背番号10が自ら祝砲を挙げた。

 試合前、試合中に雨が降り、芝の長いピッチは水を含んで重たい状態に。日本の生命線のパスが走らない場面もあっただけに、堂安は「チームとしてもっとよくなると思いますけど、この環境、ピッチ状態を含めてよかったと思う」と試合を総括した。

 ミャンマー戦で挑戦した「3―4―2―1」の新布陣については「(菅原)由勢は攻撃的と言ってもサイドバックの選手なんで、どちらかというと左の(中村)敬斗の方が攻撃的で新しいことトライしたと思いますし、敬斗にはウイングバックは結構点取れるよっていう話をしてたんで、彼の良さが出たと思いますし、手応えはあったんじゃないかなと思います」と話した。