18歳 小田凱人 全仏OP2連覇に王手、三木拓也との日本人対決制し決勝進出<車いすテニス>

AI要約

全仏オープンの男子車いすテニス準決勝で小田凱人が三木拓也を6-1, 6-1で破り、2年連続2度目の決勝進出を果たす。

小田は18歳で世界ランク2位であり、昨年の優勝者として出場。三木は35歳で2年連続の出場であり、今大会も好成績を残す。

決勝では小田が第3シードのG・フェルナンデスと対戦する。フェルナンデスは第1シードを破って勝ち上がりを果たした。

18歳 小田凱人 全仏OP2連覇に王手、三木拓也との日本人対決制し決勝進出<車いすテニス>

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は6日、男子車いすテニスのシングルス準決勝が行われ、第2シードの小田凱人が世界ランク11位の三木拓也を6-1, 6-1のストレートで破り、2年連続2度目の決勝進出を果たすと共に2連覇に王手をかけた。

18歳で車いすテニス世界ランク2位の小田は昨年の全仏オープンでは四大大会初のタイトルを獲得。ディフェンディングチャンピオンとして出場する今大会、1回戦では同8位のR・スパールガーレン(オランダ)、準々決勝で同7位のT・エフべリンク(オランダ)を下し3年連続3度目の4強入りを決めた。

一方、35歳の三木が全仏オープンに出場するのは2年連続3度目であり、昨年の8強入りが最高成績。今大会では1回戦で世界ランク4位のM・デ ラ フェンテ(スペイン)、準々決勝で同12位のA・カタルド(チリ)を下し4強に駒を進めた。

この試合、第1ゲームでいきなりブレークを許した小田だがその後、持ち前の攻撃的なテニスを展開し第2ゲームから6ゲームを連取し第1セットを先取する。

続く第2セット、開始から3ゲーム連取に成功した小田。第4ゲームで1度ブレークを返されるも第5ゲームから再び3ゲームを連取し、約1時間で勝利した。

勝利した小田は決勝で第3シードのG・フェルナンデス(アルゼンチン)と対戦する。フェルナンデスは準決勝で第1シードのA・ヒューエット(イギリス)を7-5, 6-7 (1-7), 6-2のフルセットで下しての勝ち上がり。