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学びの楽しさ実感 「まにわ笑楽考」開講 早速「数字の歴史」の授業/岡山・真庭市
岡山県真庭市教育委員会が学び直し講座「まにわ笑楽考」を開講した。対象は勉強ができなかった人や再度学びたい人で、算数や国語の授業が含まれる。
9人の受講生と5人の講師による第3期の授業が始まり、数字の歴史などを学ぶ。80歳の受講生も2回目で楽しさを実感している。
修了式は10月3日で、全10回の授業が行われる予定。
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岡山県真庭市教委の何らかの理由で勉強ができなかった人や義務教育の勉強をもう一度してみたい人たちを対象にした学び直し講座「まにわ笑楽考(しょうがっこう)」の第3期が30日、同市久世の久世公民館で開講した。修了式の10月3日までに全10回の授業がある。
今期は20~80代の9人が「受考」。元教員らによる「考師」5人が受け持つ。引き算やかけ算、わり算、少数、分数などのおもしろ問題や距離・時間、面積の求め方など算数の学び直しを中心に、国語の時間も設定した。
「入楽式」では三船昌行「考長」が「失敗しても楽しく、しっかり考え、若い気持ちで頑張りましょう」と祝辞を述べた。「受考生」は一人ずつ自己紹介して「入楽」の動機などを披露。早速授業に移り、「数字の歴史」について学んだ。
昨年も「受考」しており2回生だという同市台金屋の中西弘子さん(80)は「昨年は分度器やコンパスを使ってとても楽しかった。学びの楽しさを改めて実感している。今年もみんなとしっかり学びたい」と話していた。