弾道ミサイル技術を使用 島根県で緊急の連絡会議 予告期間の6月4日まで引き続き対応
北朝鮮が弾道ミサイル技術を使用した発射を行い、飛行途中で消失したことが判明。
島根県と鳥取県で被害はなく、政府と連絡を取りながら対応を進めている。
北朝鮮は事前に人工衛星の打ち上げを通告しており、予告期間が設定されていることが発表された。
5月27日夜、北朝鮮が弾道ミサイル技術を使用した発射を行ったことを受け、島根県では28日に緊急の連絡会議が開かれました。
政府の発表によりますと、北朝鮮は27日夜10時43分頃、弾道ミサイル技術を使って衛星を打ち上げようとしたものの、黄海上空で消失したと推定されています。
これを受けて島根県は28日午前、緊急の連絡会議を開き、船舶や島根原発など県内で被害がなかったことを確認しました。今回の発射に関して、北朝鮮は27日午前0時から6月4日午前0時までの間に「人工衛星」を打ち上げると日本政府に事前に通告していました。
島根県防災危機管理課 加本純也 課長
「6月4日までは予告期間となっておりますので、何があってもいいようにしっかりと対応していきたいと考えております」
なお鳥取県でも被害はないということです。