木原防衛大臣、北朝鮮からの飛翔体は「衛星打ち上げを試みそれに失敗したものと認識」

AI要約

木原防衛大臣は、27日夜に北朝鮮が弾道ミサイル技術を使用した発射を行ったことを受け、28日の会見で「昨日の発射は衛星打ち上げを試み、それに失敗したものであったと認識している」とコメントした。

北朝鮮は、通告していた軍事偵察衛星が27日夜、発射。飛翔体は、日本時間の27日午後10時43分に北朝鮮の衛星発射場がある方角から上がり、約1分40秒ほど上昇した後に突然消え、爆発した。

木原防衛大臣は、「発射されたものは数分後に黄海上空で消失し、宇宙空間への何らの物体の投入はされていないものと推定する。昨日の発射は衛星打ち上げを試み、それに失敗したものであったと認識している」と述べた。

木原防衛大臣、北朝鮮からの飛翔体は「衛星打ち上げを試みそれに失敗したものと認識」

 木原防衛大臣は、27日夜に北朝鮮が弾道ミサイル技術を使用した発射を行ったことを受け、28日の会見で「昨日の発射は衛星打ち上げを試み、それに失敗したものであったと認識している」とコメントした。

 北朝鮮は、通告していた軍事偵察衛星が27日夜、発射。飛翔体は、日本時間の27日午後10時43分に北朝鮮の衛星発射場がある方角から上がり、約1分40秒ほど上昇した後に突然消え、爆発した。

 木原防衛大臣は、「発射されたものは数分後に黄海上空で消失し、宇宙空間への何らの物体の投入はされていないものと推定する。発射の詳細については日米間において分析中だが、これまでに得られた情報を総合的に勘案すると、昨日の発射は衛星打ち上げを試み、それに失敗したものであったと認識している」と述べた。

 さらに、「今般の発射は、衛星打ち上げを目的としたものであったとしても、北朝鮮による弾道ミサイル技術を使用したいかなる発射も禁止としている関連する国連安保理決議に違反するものであり、国民の安全に関わる重大な問題。防衛省としては引き続き米国、韓国等とも緊密に連携しつつ、必要な情報の収集分析を行うとともに、警戒監視に全力を挙げていく」との方針を語った。

(ABEMA NEWS)