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丘の上にある巨大風車どうやって解体するの? 気になったから一部始終を動画に収めてみた 長島町指江
鹿児島県長島町指江のサンセットの丘で、風力発電用風車の解体工事が進行中。直径40メートルの回転翼が地上に下ろされた。
風車は2001年に建設され、周辺の施設に電気を供給してきたが、老朽化し発電を終了。タワーの高さは46メートルで、回転翼は重さ40トン。
田渕組が指揮する作業で、翼が無事に取り外された。田渕社長は作業員の技術を称賛し、安全に下ろすことを実現した。
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鹿児島県長島町指江のサンセットの丘で、役目を終えた風力発電用風車の解体工事が進んでいる。23日は、直径40メートルの回転翼が地上に下ろされた。
風車は、旧長島町が島内初の発電用として2001年2月に建設した。出力600キロワットで、周辺の文化ホールや温泉などの町有施設に電気を供給してきた。海に向かって立つ姿が、長くランドマークとして親しまれたが、老朽化し、22年11月で発電を終えていた。
タワーの高さは46メートル、強化プラスチック製の回転翼は重さ40トンもある。前日から準備が始まり、翼がタワーから取り外されたのは23日正午頃。2台のクレーンで30分ほどかけて、巨体が地上に横たえられると、見守っていた人々から拍手が起きた。
現場を指揮する田渕組(同町鷹巣)の田渕法祐社長(45)は「作業員みんなの技術を結集し、事故なく下ろすことができた」とほっとした様子で話した。