Jパワー、燃料船に風力推進システム

AI要約

電源開発(Jパワー)は商船三井と風力エネルギーによる船舶推進システムを開発することで合意した。

改造される既存船は「黒滝山丸III」で、2025年後半に搭載予定で、燃料消費量の削減や温室効果ガス排出量の削減が期待されている。

これはJパワーが燃料輸送船に風力推進システムを搭載する3例目となる。

 電源開発(Jパワー) <9513> は24日、風力エネルギーによって推進するシステムを石炭輸送船に搭載することで、商船三井 <9104> と合意したと発表した。既存船「黒滝山丸III」を改造し、2025年後半の搭載を予定している。風力の活用で燃料消費量を約5~8%削減できるほか、年間の温室効果ガス排出量を数千トン削減する効果も見込む。Jパワーが燃料輸送船に風力推進システムを搭載するのは3例目。