雪解け水も雨も不足…すでに中山間地の田んぼで水不足 長岡市が農家の渇水対策を支援【新潟】

AI要約

長岡市では、水不足が深刻化しており、ニシキゴイの養殖業者や農家への支援が決定された。

去年の夏にも渇水被害が発生し、今年も水不足が懸念されている。

市は渇水対策のために経費の最大50%を支援し、対象期間は5月27日から9月10日まで。

雪解け水も雨も不足…すでに中山間地の田んぼで水不足 長岡市が農家の渇水対策を支援【新潟】

冬の雪解け水や、春以降も降水量も少ないことから長岡市は、中山間地域の田んぼで水不足が発生しています。さらに夏も高温が懸念されることから、市はニシキゴイの養殖業者や農家への支援を実施することになりました。

長岡市では去年の夏、特産のニシキゴイの養殖用の池にひびが入るなどの渇水被害が発生。今年も、この冬の雪解け水と春以降の降水量が少ないため、中山間地域の一部の田んぼでは、すでに田植えができないなどの水不足がおきています。

さらに、この夏も高温が懸念されていることから、市は農家とニシキゴイの養殖業者に渇水対策としてかかった経費の最大50%を支援すると発表しました。予算は1200万円でポンプやホースの購入、借り上げなどの経費が対象です。

■長岡市 磯田達伸市長

「農家や養鯉業者にできるだけ早い対策を取っていただくことを呼びかけながら財政的な支援をしていきたいというのが今回の趣旨。」

対象期間は、5月27日から9月10日までで、支援を受けるには対策を実施する前に市役所などに仮申込書を提出することが必要です。