現金39万円を鷲づかみ 従業員の目の前で盗んだ瞬間が防犯カメラに 男を逮捕

AI要約

山梨県南アルプス市の会社から現金を盗んだ男が逮捕され、防犯カメラに犯行が記録された。

男は従業員に近づき現金を盗み、抵抗されるも逃走したが、後に逮捕された。

女性従業員は恐怖を証言し、逮捕された男は容疑を認めている。

山梨県南アルプス市の会社から現金を盗んだとして男が逮捕されました。

従業員がいる時間帯の犯行で、防犯カメラにはその瞬間が収められていました。

5月20日午後4時50分ごろ、南アルプス市にある会社の防犯カメラがとらえた映像です。

事務所に入ってきた白いTシャツ姿の男。

「支払いにきたけど金がない。領収書だけほしい」などと従業員に話します。

従業員が断ると男はタバコを吸い始め、落ち着かない様子で建物の中や外を行き来します。

そして約1時間後、カウンターの内側に入り、ゆっくりと従業員に近づくと…次の瞬間。

手を伸ばして、金庫から現金39万円を握り、走り去ります。

女性従業員:

「急に手を出したからその手を払ったが、男の人の力だから強くて、お金を持って行ってしまった」

「頭が真っ白になった。何か持っていたら どうしようとか、すごい恐怖心があった」

会社によりますと、外にいた従業員が男を取り押さえ、警察に通報しましたが、警察が到着する直前、男は走って逃げたということです。

女性従業員:

「話し方は穏やかで、そういう人じゃないと思ったが、だんだん言葉が荒くなってきて、とにかく落ち着かなかった」

そして23日、警察は窃盗の疑いで南アルプス市六科の自称 無職 野口秀一容疑者 (59)を逮捕しました。

野口容疑者は容疑を認めているということです。