車で自転車の男性はね、届け出なかった疑い 目撃者装い119番、その場離れた52歳男を逮捕

AI要約

兵庫県で起きた自転車に男性をはねて重傷を負わせる事件で、犯人が逮捕された。

犯人は事故後、警察に通報せず逃走しようとしたが、防犯カメラの映像から特定された。

被害者は頭蓋骨骨折や脳挫傷などの重傷を負っており、犯人は容疑を認めている。

 自転車の男性をはねて重傷を負わせるなどしたとして、兵庫県警交通捜査課と川西署は22日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(事故不申告)の疑いで、同県猪名川町の電気工事業の男(52)を逮捕した。

 逮捕容疑は21日午後9時半ごろ、猪名川町北田原の県道で、ワゴン車を運転中に自転車をはね、乗っていた同県尼崎市の派遣社員の男性(62)に頭蓋骨骨折や脳挫傷などの重傷を負わせながら警察に届け出なかった疑い。調べに対して容疑を認めているという。

 同署によると、男は事故直後、目撃者を装って119番。駆け付けた川西署員に男性が倒れていたことなどを伝えて、その場を離れたという。付近の防犯カメラの映像などから特定された。