宿泊客においしいコメを 東京都内のホテルの料理人が南陽市で田植え 「感動を伝えたい」

AI要約

東京のホテルの料理長らが南陽市で田植えを行い、宿泊客に安心しておいしいコメを提供する取り組みが紹介されました。

ホテルの日本料理店「旬房」では、低農薬などの基準で選んだコメを安心して提供するために、南陽市内の田んぼで栽培と収穫を行っているとのことです。

イベントでは関係者らが田んぼでコメの苗を植え、秋には収穫されたコメが店のメニューに提供される予定とのことです。

宿泊客においしいコメを 東京都内のホテルの料理人が南陽市で田植え 「感動を伝えたい」

田植えから収獲までを自分たちの手で行い、宿泊客に安心しておいしいコメを食べてもらおうと、東京のホテルの料理長らが23日、南陽市で田植えを行いました。

この取り組みは、東京都内にあるホテル「グランドハイアット東京」の日本料理店「旬房」の料理長、根笹卓也さんが南陽市内の農業生産法人「黒沢ファーム」の協力で行っているものです。「旬房」では、安心しておいしいコメを食べてもらおうと、料理で提供するコメを低農薬など独自の基準で選んでいて、有機肥料を使った土づくりに取り組んでいる南陽市内の田んぼで10年前から栽培と収穫を行っています。

この日は、1ヘクタールの田んぼに関係者らおよそ20人が集まり、快晴のもとで「つや姫」の苗を植えました。

グランドハイアット東京「旬房」根笹卓也料理長「こちらのコメは一言でいうとおいしい。毎日変わる環境の中で対応していくのは非常に大変だということをお客様に伝えるとすごく感動される。現地での体験は必要だと考えている」

黒沢ファーム黒沢信彦社長「生産者がどんな思いで米を作っているのか米を送っているだけでは伝わらないのでその思いを現場に来て感じていただければ」

秋には、この水田からおよそ6トンの収穫を見込んでいます。収穫されたコメは、店のメニューで「旬房米」と名付けて提供されることになっています。