閉校した今治市の小学校跡地 総合病院の移転先として活用へ【愛媛】
今治市にある閉校した小学校の跡地が総合病院の新築移転先として活用されることになり、21日、関係者らが出席して起工式がありました。
病院の移転先に活用されるのは、2015年に閉校した今治小学校の跡地です。
新しい建物は鉄骨造り地上3階建て、延べ床面積およそ5071平方メートルで、外科や内科など現在10ある診療科目を引き継ぐことになっているほか、救急医療を含む地域医療の一翼を担うということです。
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今治市にある閉校した小学校の跡地が総合病院の新築移転先として活用されることになり、21日、関係者らが出席して起工式がありました。
病院の移転先に活用されるのは、2015年に閉校した今治小学校の跡地です。
今治市の中心部にあり、近くにある社会医療法人「生きる会」の「瀬戸内海病院」が、現在の建物の老朽化に伴って新築移転を決めました。
21日は関係者が出席して起工式があり、神事をして無事完成を祈りました。
そして「生きる会」の小堀陽一郎理事長が、「地域に根差した公共性の高い診療をする上で、救急医療体制の維持、継続をするために整備することになった」などとあいさつしました。
新しい建物は鉄骨造り地上3階建て、延べ床面積およそ5071平方メートルで、外科や内科など現在10ある診療科目を引き継ぐことになっているほか、救急医療を含む地域医療の一翼を担うということです。
病院は2025年10月末に完成し、2026年3月に開業する予定で、病院の建物内には、校舎を解体する際に見つかった児童の卒業記念の木彫りの作品が展示される予定だということです。