小池栄子&仲野太賀W主演で宮藤官九郎が初の医療ドラマ脚本『新宿野戦病院』フジ水10枠で放送決定 演出は河毛俊作【コメントあり】

AI要約

7月クールのフジテレビ水曜10時ドラマ枠で、小池栄子と仲野太賀のダブル主演、脚本・宮藤官九郎で送る『新宿野戦病院』が放送されることが決定した。

本作は、新宿・歌舞伎町を舞台に描く、“命”をテーマにした新たな“救急医療エンターテインメント”ドラマ。小池栄子、仲野太賀は共にフジテレビGP帯初主演にして、ダブル主演を飾る。

脚本は、宮藤官九郎による完全オリジナルで、宮藤のオリジナル脚本は『ロケット・ボーイ』以来、実に23年ぶり。

新宿・歌舞伎町にたたずむ病院を舞台に、さまざまな“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図を描きながら、“官九郎節”のユーモアを織り交ぜた新たな救急医療エンターテインメントを届ける。

物語はアメリカ国籍の元軍医である女医と、美容皮膚科医の2人が中心となり、歌舞伎町の夜の街で生きる人々を描く。

小池栄子演じるアメリカ人女医と、仲野太賀演じる気取り屋美容皮膚科医の物語が交わり、個性豊かな医師たちと共に歌舞伎町の光と影を浮かび上がらせる展開が描かれる。

小池栄子&仲野太賀W主演で宮藤官九郎が初の医療ドラマ脚本『新宿野戦病院』フジ水10枠で放送決定 演出は河毛俊作【コメントあり】

 7月クールのフジテレビ水曜10時ドラマ枠で、小池栄子と仲野太賀のダブル主演、脚本・宮藤官九郎で送る『新宿野戦病院』(毎週水曜 午後10時~10時54分)が放送されることが決定した。

 本作は、新宿・歌舞伎町を舞台に描く、“命”をテーマにした新たな“救急医療エンターテインメント”ドラマ。小池栄子、仲野太賀は共にフジテレビGP帯初主演にして、ダブル主演を飾る。

 脚本は、脚本家・監督・俳優・ラジオパーソナリティー・ミュージシャンなど、あまたのジャンルで幅広く活躍する宮藤官九郎による完全オリジナル。

 フジテレビにおける宮藤のオリジナル脚本は『ロケット・ボーイ』(2001年)以来、実に23年ぶり。また、宮藤と『ロケット・ボーイ』を共に作り上げ、『救命病棟24時』シリーズ(フジテレビ系・1999年~)、映画「仕掛人・藤枝梅安」(2023年)シリーズなどを手掛けた監督・河毛俊作たっての熱烈オファーの末、今回の強力タッグが実現した。

 新宿・歌舞伎町にたたずむ病院を舞台に、ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、外国人難民などさまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図をテーマに、“官九郎節”ともいえるユーモアを織り交ぜながら、さまざまな悩みや問題を抱えながらも人生を強く生きる人たち・仲間・家族を通して、「命」の尊さを投げかける新たな救急医療エンターテインメントを届ける。

 新宿区歌舞伎町の路地にひっそりと建つ「聖まごころ病院」。その土地柄、救急外来を訪れる患者の多くは、貧しい路上生活者や在留外国人、ホストや風俗嬢など、一般の病院と違い、その特殊な“ワケあり”背景を持った患者たち。そこに、突如としてアメリカ国籍の元軍医である謎の女性が降臨する。彼女は、軍医経験を持つ女医のヨウコ・ニシ・フリーマン(小池)。やがて彼女は、歌舞伎町で繰り広げられるさまざまな闇を明るく照らし出す存在となっていく。

 そして、年老いた叔父の病院に勤務する美容皮膚科医の高峰享(仲野)がヨウコと出会い、歯車が動き始める。時代とともに大きな変貌を遂げていく歌舞伎町の中で、ポツリと小さく存在し、取り残されたボロい病院。ネオンを光らせ、人々の欲がうごめく夜の街・歌舞伎町の中で生きる人たちに、小さな病院の光がひとつの心のよりどころとして、病院にいる個性豊かな医師たちと共に明かりをともしていく。

 小池が演じるヨウコ・ニシ・フリーマンはアメリカ国籍の元軍医。アメリカのニューオーリンズに生まれ、14歳で母親と2人でカリフォルニアへ移り、その後医大に合格し28歳で医師免許を取得。13年間軍隊病院で働いていた過去を持つ。岡山弁や英語交じりのその口調に独特の個性がにじみ出た明るく芯の通った性格。

 親の影響で軍医を志望する中、いきなり戦地に配属され、銃弾が飛び交う“野戦病院”において兵士や住民の救急活動を行うことになった。ある戦地において、ヨウコはがれきの街で瀕死状態の兵士と遭遇することになる。その兵士が死に際、最後の力を振り絞りヨウコに大切な物とあるメッセージを託す。そして、ヨウコはその兵士との約束を果たすため、日本に向かうことになる。

 仲野太賀演じる高峰享は、父譲りの金もうけ主義者で、叔父の古びた病院には麻酔医の勉強で来ているが、美容整形クリニックとしてリニューアルオープンするという夢を抱いている。チャラくいけすかない典型的な気取り屋タイプ。夜は聖まごころ病院で麻酔の勉強をしながら、昼は週3で広尾のビューティークリニックで働きアンチエイジング療法を学んでいる。趣味は港区女子とのギャラ飲みで、お金を使って派手ににぎやかな世界に生きている。しかし、ヨウコとの出会いから、享の生き方に変化がもたらされていく。

 ダブル主演にして初共演となる小池と仲野が、凸凹でかみ合わなくもどこか引き寄せ合い、互いにひとつの目標に向かっていくストーリーラインに加え、今後解禁されていく個性豊かなキャスト陣と共に、脚本家・宮藤官九郎によるユーモアあふれるエッセンスがちりばめられた新たな医療ドラマが誕生する。