東金の新米お待たせ 道の駅でフェア、23日まで

AI要約

東金市の道の駅で新米まつりが開催され、品薄状況が続く中、市民らが県オリジナル品種の新米を買い求める。

イベントでは多様な品種が販売され、先着200人にプレゼントも行われている。

今年の新米価格は上昇傾向にあり、農家からは出来の良い新米が期待されている。

東金の新米お待たせ 道の駅でフェア、23日まで

 コメの品薄状況が依然として続く中、東金市の道の駅「みのりの郷東金」で21日、同市や近隣市町で収穫されたばかりのコメを販売する「新米まつり」が始まった。市民らは午前9時の開店から、県オリジナル品種「粒すけ」などを早速買い求めた。23日まで。

 「新米まつり」は同道の駅が毎年9月に開催する恒例イベント。県立農業大学校(東金市)の学生が名付け親となり、2020年から市場流通する「粒すけ」や「ふさこがね」「コシヒカリ」など多様な品種が並び、内山大史駅長は「この機会にいろんな品種の新米を味わってほしい」とアピールした。

 期間中は千円以上のレシート1枚につき、各日先着200人に同市産コシヒカリの新米2合がプレゼントされ、21日は午前10時半ごろに全て配り終わるなど好評だった。

 9月に入って新米が出回り始め、8月に比べるとコメの品薄は緩和されつあるが、全国的に今年の新米価格は上昇傾向にある。内山駅長も「昨年より値段は上がっている。農家からは『コメの出来は良い』と聞いている」と述べ、新米の出来には自信を示した。