JR西、中国客に旅程提案 アプリ内サービス10月開始

AI要約

JR西日本は中国人訪日客向けの観光サービスを開始する。微信内でAIを活用して個人の旅程やチケットを提案。多言語対応も予定。

サービス名は「西日本旅游攻略tabiwa」。発着地や旅のスタイルを入力すると最適な周遊チケットを提供。クーポンも付与。

利便性向上で5年後に数十万人の利用見込み。アジア圏中心に多言語対応を進める計画。

 JR西日本は18日、中国人訪日客向けの観光サービスを10月下旬から開始すると発表した。中国の通信アプリ「微信(ウィーチャット)」内で、生成人工知能(AI)を活用して個人の趣向に合った旅程や周遊チケットを提案する。2025年にはアジア圏中心に多言語対応を進める予定。利便性の向上で5年後に年間で数十万人の利用を見込む。

 サービス名は「西日本旅游攻略tabiwa」。空港や主要駅などの発着地と、「歴史を感じる」「自然を楽しむ」といった旅のスタイル、外せない観光地を入力すると、最適な周遊チケットを購入するページが表示される。JR西が運営するホテルや駅ビルで使えるクーポンも付与される。