地震で"交通空白"に...「地域の足」確保へ 珠洲で予約制の無料タクシーが運行開始

AI要約

能登半島地震の影響で交通空白地区となった珠洲市の外浦側と市の中心部を繋ぐ予約制の無料タクシーの運行が19日から始まりました。

地震の影響で路線バスの運行が大幅に減便し、利用者のニーズに合わせたデマンドタクシーが導入されました。

デマンドタクシーは予約制で毎週木曜日に高屋・馬緤地区と珠洲市総合病院などを往復し、利用は無料です。

地震で

能登半島地震の影響で交通空白地区となった珠洲市の外浦側と市の中心部を繋ぐ予約制の無料タクシーの運行が19日から始まりました。

元日の地震の影響で珠洲市の高屋・馬緤地区では路線バスの運行が週に2日のみとなっていて大きく減便した状態が続いています。

こうした状況を少しでも改善しようと登場したのは、利用者のニーズに合わせて運行する「デマンドタクシー」です。国の実証プロジェクトを活用し地元のタクシー会社が運行するもので、毎週木曜日、高屋・馬緤地区と珠洲市総合病院や市役所などを往復します。利用するためには乗車する3日前までに予約が必要で料金は無料です。

利用者は:

「きょう乗ったところから病院までタクシーだと5600円ほどかな。往復だと1万円超え。乗れるわけがない。(デマンドタクシーは)便利。もう毎日でも出て欲しいくらいやわ」

このデマンドタクシーは9月30日から週1回、真浦地区でも運行が始まります。