湖南市でローケツ染展が開催

AI要約

湖南市で開催されている展示会では、「ローケツ染」の作品が紹介されています。

中條芳徳さんによる約20点の作品が甲西図書館で展示されており、ローケツ染の技法について紹介されています。

作品は色彩豊かで生命力を感じさせ、植物や農家の暮らしをテーマにしています。展示会は今月21日まで開催されています。

湖南市でローケツ染展が開催

溶かした蝋を用いて作る「ローケツ染」の作品を紹介する展示会が今、湖南市で開かれています。

湖南市にある甲西図書館では今市内に住む染色家 中條芳徳さんの「ローケツ染」の作品およそ20点が紹介されています。「ローケツ染」とは、綿や木綿で作られた生地に溶かした蝋を塗って蝋の部分に色が入らないようにする染色技法のひとつです。蝋を使った染色はエジプトやインドなどで古くから行われており、日本には、奈良時代ごろに中国を通して伝わったと考えられています。

作品は、鮮やかな色彩と生命力を感じさせるものが多く制作者の中條さんは、「植物の力強さや、農家の暮らしなど、作品ごとのテーマを感じてもらえれば」と話していました。ローケツ染めの作品展は甲西図書館で今月21日まで開かれています。