卓球・張本智和選手に「試合せずにこういうところに来たい」言わしめた場所とは 妹の美和選手と訪問 仙台
卓球の張本智和選手と妹・美和選手が地元仙台で交流イベントを行いました。幼稚園からの思い出の場所を訪れて子供たちとラリーを楽しんだ後、高校生と真剣勝負を行いました。
智和選手と美和選手は子供たちに卓球の楽しさを伝えると共に、高校生との試合を通じて貴重な経験を共有しました。地元の支援に感謝し、再びTリーグでの戦いに臨むことを決意しました。
地元仙台に凱旋している卓球の張本智和選手と妹・美和選手についてです。18日は「思い出の場所」でこどもたちと交流し、さらに高校生とは真剣勝負も繰り広げました。
張本智和選手、美和選手が訪れたのは仙台市若林区の聖ウルスラ学院英智幼稚園。2人とも卒園生です。ラリーを披露したりこどもたちにボールの打ち方を教えたりしました。
園児:
「打つところが楽しかった。(家族に)美和選手に卓球教えてもらったって言う」「ボールが高く飛ぶのが感動した。(Q 智和選手はどうだった?)すごいかっこよかった」
こどもたちと楽しい時間を過ごした智和選手と美和選手。最後にメッセージを送りました。
張本智和選手:
「皆さんの姿を見て初心に帰りました。ちょっと難しい言葉だったね(笑)。また僕も皆と一緒に頑張りたいと思います」
続いて、聖ウルスラ学院英智高校を訪れた2人。卓球部の生徒と対決しました。
世界で戦う2人に臆することなく鋭いショットを打ち込む生徒たち。白熱したラリーが繰り広げられました。オリンピック選手との夢の真剣勝負に集まった生徒300人から大きな歓声が上がりました。
卓球部の生徒:
「緊張しちゃって力が入らなくなって、ラケット落とすかと思った。(ボールの)回転量が違っていて、プロは違うなと」
「かわいいし優しくて、彼女が人気な理由が分かった」
「高校生活の部活の最後に貴重な経験をさせてもらえて、絶対忘れることのない思い出になった」
張本美和選手:
「ダブルス組んだ選手とはコミュニケーション取りながら試合出来てすごく楽しかった」
張本智和選手:
「一球すごくいいボールを決められたので、ちゃんとやんないとなと思った瞬間があった。毎日これだけ歓迎してくれるなら、試合せずにこういうところに来たいなってそれぐらい幸せな時間でした」
地元仙台でリフレッシュした智和選手と美和選手。今週からまた、Tリーグでの戦いに臨みます。