「お兄ちゃんのメンタルを目指してきた」卓球銀メダルの張本美和選手は兄・智和選手を見て「どんどん貪欲」になった

AI要約

張本智和・張本美和選手が地元宮城に帰郷し、オリンピックでの経験や今後の目標について語った。

張本兄妹はそれぞれ異なる結果を収めたが、お互いのプレーに影響を与え合って共に成長している様子。

今回のパリ五輪で得た経験を活かし、次の大会に向けてさらなる成長を目指している。

「お兄ちゃんのメンタルを目指してきた」卓球銀メダルの張本美和選手は兄・智和選手を見て「どんどん貪欲」になった

パリオリンピック™で日本を沸かせた卓球の張本智和・張本美和選手が17日、地元宮城に帰ってきました。きょうだいで挑んだ初のオリンピック、故郷へも一緒に戻り17日、tbcを訪問しました。

■地元に帰った今の心境は?

オリンピック後、初の帰郷となった張本きょうだい。兄と妹、二人三脚で挑んだ大舞台からおそよ1ヵ月、いまの心境は。

張本智和選手:

そうですね先ほど子供たちとも触れ合うことができて、やっぱり一番落ち着く場所でもありますし、そうやっていろんな方に歓迎していただいて、すごく嬉しかったです。

智和選手はニッポンのエースとして3種目に出場。表彰台には届かなかったものの未来へ大きな経験を積みました。一方、団体戦で決勝の舞台に立った美和選手は初のオリンピックで銀メダルを獲得しました。

■兄に学び初の五輪へ

張本美和選手:

オリンピックの舞台というのは初めてでしたけど、すごく楽しめたので。本当にお兄ちゃんのメンタルを目指してきたというか、目指そうと思って目指せるものではないですけど。本当に負けん気があって絶対に負けない絶対勝ってやるぞっていう気持ちが、やっぱりプレーにも表れているところは、自分は小学生から見ていて。本当に技術も強い部分だってあるんですけど、そこが一番自分に足りなかったものだったので、本当に何かしたわけではないですけど、やっぱりお兄ちゃんを見て、多分どんどん貪欲に良い方向になってるのかなっては思います。

■妹の成長について

張本智和選手:

昔の映像とか写真を見ると、確かに大きくなったなって思うんすけど、こうやって定期的に会ってるので、気づかないうちに大きくなったかなっていうのは、そばで見てて一番思います。

■パリ五輪“経験”を未来へ

張本智和選手:

自分の想像してた、願っていた結果ではなかったかもしれないですけど、やっぱり得るは多かったと思います。練習のときほど、試合っぽく、試合のときほど練習っぽくというのはよく言われることなんですけど、やっぱりいくらいい技術を持ってても出せなければ、それは持ってないのと同じなので、やっぱり試合で出してこそ、自分の技術だと思うので、そのためにも普段から緊張感持って練習するのも大事ですし、大舞台に怖気づかずにできるだけ平常心で、練習と全く同じとは言わないので、90%、80%ぐらい、同じプレーができればと思って臨んでます。

■新しい目標へ

張本美和選手:

次のオリンピックでは、シングルスに出場したいなと思っているので。それまでに今年だったらアジア選手権だったり。来年の世界選手権で、初めて自分は個人戦に

出場させていただくので、そこでも良い成績を残せるように、大会だったり毎日の練習を頑張っていきたいです。