佐倉市も議決経ず購入 教師用教科書など

AI要約

千葉県佐倉市で市教育委員会が議決を経ずに教師用の教科書などを購入したことが明らかになった。

市の条例によれば2千万円以上の取得には議決が必要だが、確認ミスにより議決を経ずに購入されていたことが判明。

他の事業も同様の手法で進められており、市教育委員会は再発防止に努めるとしている。

佐倉市も議決経ず購入 教師用教科書など

 千葉県佐倉市でも、本来必要な議会の議決を経ずに教師用の教科書などを購入していました。

 佐倉市が9月17日に発表したもので、小学校の教師用の教科書など3千万円余りを議会の議決を経ずに購入しました。

 市の条例では、2千万円以上の財産を取得する場合、議会の議決が必要ですが、市教育委員会の担当者は「確認が足りなかった」と説明しています。

 他の自治体の同様のケースを受けて確認したところ、今回のミスが発覚したもので、教科書などの他に、小中学校の照明設備をLED化する事業や、学校給食米の購入についても本来必要な議決を経ていなかったということです。

 市教育委員会は再発防止に努めるとしています。