SBI新生銀、旧村上ファンド系保有の自社株を一部取得へ

AI要約

SBI新生銀行はエスグラントコーポレーションが保有する自社株の一部を取得する計画を発表。

同時に、エスグラント保有の自社株の一部をSBIHDに売却する方針も明らかにした。

この取引により、エスグラントの議決権は減少し、SBIHDの議決権は増加する見込み。

Shinichi Uchida

[東京 17日 ロイター] - SBIホールディングス傘下のSBI新生銀行は17日、旧村上ファンド系の投資会社、エスグラントコーポレーションが保有する自社株の一部取得を株主に提案すると発表した。併せてSBI新生銀が自社株の一部をSBIHDに第三者割り当てで売り出す方針も示した。

SBI新生銀が9月30日にエスグラント保有の3株を取得し、自社株2株をSBIHDに売り出す。これにより、エスグラントの保有議決権が7個から4個、議決権に対する割合は12.96%から7.55%に下がり、主要株主ではなくなる見込み。SBIHDと完全子会社の保有議決権は37個、割合は69.81%に増えると見込んでいる。