大阪・関西万博に向けて入場券の購入サポート窓口を開設 南極で採取した「火星の石」展示を正式発表

AI要約

大阪府と大阪市は来年の万博に向けて、入場券の購入をサポートする窓口を開設

現在、入場券は電子チケットのみで、購入方法が複雑という声があり販売数は目標に達していない

火星の石が正式に発表され、来年の万博で展示される予定。世界最大級の火星に関する隕石として注目

大阪・関西万博に向けて入場券の購入サポート窓口を開設 南極で採取した「火星の石」展示を正式発表

 来年の万博に向け、大阪府と大阪市は17日から商業施設などに入場券の購入をサポートする窓口を開設しました。

 府内の商業施設など4か所に設置されたのは、来年の大阪・関西万博の入場券の購入をサポートする窓口です。

 現在、入場券は「電子チケット」のみで、インターネットでのIDの取得や来場予約が必要です。

 アンケート調査では、6割ほどの人が「購入方法が複雑」と回答し、前売り券の販売枚数も目標の4割程度にとどまっています。

 利用した人

「端末だと1時間ぐらいかかると思うので、私たちがすると。15分とか10分で教えてもらえるので本当に助かります」

 一方、経済産業省は「火星の石」を展示すると正式に発表しました。

 有吉優海 記者

「来年の万博で展示される火星の石。私の手と比べてもその大きさがわかります」

 2000年に日本の観測隊が南極で採取した隕石(いんせき)で、約1000万年前に火星を離れて数万年前に地球に到達したとみられています。

 大きさはラグビーボールほどで、火星に関する隕石としては世界最大級だということです。

 会場では、火星の石に触ることができる展示方法も検討されているということです。