奥州市で新米初検査 17日検査分はすべて1等米【岩手】

AI要約

岩手県奥州市で今年の新米の品質が1等米であることが確認された。

JA岩手ふるさとの保管倉庫で検査が行われ、水分量や粒の形や色などが確認された。

今年は水の管理が徹底され、品質と収量が平年を上回る見通しである。

奥州市で新米初検査 17日検査分はすべて1等米【岩手】

 全国的なコメ不足が問題となる中、岩手県奥州市では、今年の新米の品質を調べる初検査が行われました。検査された米はすべて1等米でした。

 奥州市と金ケ崎町を管轄するJA岩手ふるさとの保管倉庫では、関係者が検査の安全を祈願しました。

 その後、新米の「銀河のしずく」と「ひとめぼれ」あわせておよそ45トン分の検査が行われ、検査員は水分量や粒の形や色、害虫被害のがないかなどを確認しました。

 その結果、17日に検査された米はすべて1等米でした。

 JAによりますと、去年は、猛暑の影響で粒が白く濁るなど品質が平年を下回りましたが、今年は、水の管理を徹底したことで平年以上の品質と収量が見込まれています。

 JA岩手ふるさとでは、今年、3万6000トンの出荷を目指しています。