今夜は「中秋の名月」 厳密には「満月」はあすの午前11時34分 最も満月に近いのは「今夜遅い時間か、あすの月の出の直後」 県内では見られる? 気象予報士が解説

AI要約

中秋の名月とは旧暦の8月15日に見える月のことで、満月とは限らない。

今年の満月は明日18日なので、明日も満月を楽しめるが、時間帯によって見やすさが異なる。

長野県内では北部は晴れているが、中部は雨が多く、南部は夜遅くに雲が増えるため、今夜の観測は難しい。

今夜は「中秋の名月」 厳密には「満月」はあすの午前11時34分 最も満月に近いのは「今夜遅い時間か、あすの月の出の直後」 県内では見られる? 気象予報士が解説

今夜は「中秋の名月」。長野県内ではみられるのでしょうか。岸本慎太郎気象予報士の解説です。

中秋の名月とは旧暦の8月15日、「十五夜」に見える月のことです。十五夜と聞くと、「満月」というイメージがあるかと思いますが、実はそうとは限らないのです。

今年の満月はあす18日の午前11時34分なので厳密には、あすなのですが、その時間、日本からは月が見えないので、今夜遅い時間か、あすの月の出の直後に見る月が最も満月に近いです。

ーー県内はあいにく曇っているところもありますが 

北部では晴れているところもあります。

中部では雨のところが多く、今夜は難しそうです。

南部は夜遅くなると雲が増えてきますので、今夜は早めの時間の方がチャンスはありそうです。

あす18日は夜の初めごろまで雨の降っているところがあるので、遅い時間の方が見やすいかもしれません。

あすは南部で晴れるところが多いので、南部の方はお月見はあすのほうが良いかもしれません。

雲の間から見える月もまた良いです。スッキリと晴れていなくても、ぼんやりと浮かぶ中秋の名月を楽しんでみてはいかがでしょうか。