秋の味覚 徳島の「スダチ」出荷最盛期

AI要約

徳島県で最盛期を迎えている「すだち」の出荷について。

110ヘクタールのすだち栽培地で、厳しい残暑の中収穫が行われている。

今年は台風10号の影響で品質が向上し、700トンの収穫量が見込まれている。

秋の味覚 徳島の「スダチ」出荷最盛期

秋の味覚に欠かせない「すだち」の出荷が徳島県で最盛期を迎えています。

鈴なりに実ったすだち。産地の徳島県佐那河内村では、およそ110ヘクタールですだちが栽培されています。厳しい残暑の中、農家の人たちがほどよく育った実を選び、ハサミで手際よく、収穫していきます。農業協同組合によると、ことしは生育が遅れていましたが、台風10号の雨で実が太り、例年なみの品質になったということで、700トンの収穫量が見込まれています。ひと絞りで爽やかな風味が広がるすだち。サンマや焼きナスなど秋の味覚と一緒に味わってほしいということです。収穫されたすだちは、関西や関東方面に出荷されます。