大火砕流で校舎焼失…33年前の噴火災害を語り継ぐメモリアルデー【長崎県南島原市】

AI要約

33年前の9月15日、雲仙・普賢岳の大火砕流で校舎が焼失した南島原市の小学校で、災害の記憶を語り継ぐ集会が開かれました。

1991年9月15日、雲仙・普賢岳で発生した大火砕流で南島原市の大野木場小学校の旧校舎が焼失しました。

学校ではこの日をメモリアルデーとして、噴火災害の記憶を後世に伝える集会を毎年、開いています。

大火砕流で校舎焼失…33年前の噴火災害を語り継ぐメモリアルデー【長崎県南島原市】

33年前の9月15日、雲仙・普賢岳の大火砕流で校舎が焼失した南島原市の小学校で、災害の記憶を語り継ぐ集会が開かれました。

1991年9月15日、雲仙・普賢岳で発生した大火砕流で南島原市の大野木場小学校の旧校舎が焼失しました。

学校ではこの日をメモリアルデーとして、噴火災害の記憶を後世に伝える集会を毎年、開いています。

当時、小学5年生だったコリンズ知佳さんは、火砕流に恐怖を感じながら避難したときの様子を語りました。

コリンズ知佳さん

「さようならと言ったと同時にどーんという大きな音がして、外が真っ暗というか真っ茶色というか煙に覆われているのが見えました」

5年生の児童も火砕流は時速116キロと速く、熱で車両も溶けてしまったなど、噴火災害について学んだことを発表しました。

児童

「普賢岳災害でたくさんの被害を受けたと伝えていきたいです」

児童は噴火災害にどう備えるべきかも真剣に考えていました。