不適切と指摘…市長と会食した法人代表、公用車で自宅へ送ってもらう「代表の自宅が近いし、安全だから」 さらに公用車を使用し、大学の同窓会に出席した市長「公務のため」

AI要約

久喜市の梅田修一市長が公用車を不適切に使用した疑惑が浮上。会食後、会食相手を自宅まで送り届けたことや、出身大学の同窓会で公用車を使用したことが問題視されている。

2022年1月に法人代表と共に会食後、職員を乗せて帰宅し、その後法人代表の自宅まで公用車で送り届けたことが明らかになっている。

市の運行基準には市長不在時の公用車使用に関する具体的な基準がなく、市長公室は安全面を考慮して送り届けたと説明している。

不適切と指摘…市長と会食した法人代表、公用車で自宅へ送ってもらう「代表の自宅が近いし、安全だから」 さらに公用車を使用し、大学の同窓会に出席した市長「公務のため」

 埼玉県久喜市の梅田修一市長が都内の会食会場から公用車で帰宅後、会食相手を自宅まで送り届けていたことが12日、市議会9月定例会の一般質問で明らかになった。ほかにも出身大学の同窓会などに出席するため公用車を使ったとして、不適切な使用を指摘された梅田市長は「公務のためで、市の運行基準に基づいて使用している」と述べた。

 市市長公室などによると、2022年1月、梅田市長は市内に住む法人代表やその関係者らと都内で会食し、法人代表と同行の職員を公用車に乗せて帰宅。その後、公用車は約1キロ離れた法人代表の自宅まで送り届けた。市の運行基準には市長不在の公用車使用に関する明確な基準は存在しないという。

 同室は「法人代表の自宅が近く、安全面を考慮して送り届けた。不適切な使用という指摘を受けた点については今後、是正していきたい」と説明した。