北海道・江差高看パワハラ自殺 男性学生の遺族が北海道を提訴へ

AI要約

道立江差高等看護学院の男子学生が自殺した問題で、遺族が教員のパワーハラスメントと自殺の因果関係を主張し、北海道に損害賠償を求めて提訴することが明らかになった。

第三者委員会が教員のパワーハラスメントを認定し、自殺についても法的責任が生じる「相当因果関係」があったとする調査報告書を公表したことで、道は遺族に謝罪した。

北海道・江差高看パワハラ自殺 男性学生の遺族が北海道を提訴へ

 道立江差高等看護学院(江差高看、檜山管内江差町)の男子学生が2019年に自殺した問題で、男子学生の遺族が北海道を相手取り、江差高看の教員によるパワーハラスメントと自殺との因果関係を前提とした損害賠償を求めて提訴する方針を決めたことが13日、分かった。男子学生の命日の18日に函館地裁に提訴する。

 

 男性の自殺を巡っては道の第三者委員会が昨年5月、教員3人のパワハラ4件を認定し、自殺についても法的責任が生じる「相当因果関係」があったとする調査報告書を公表。これを受けて道は遺族に謝罪した。