熊本県内の女性地方議員と木村知事が意見交換 女性の社会進出などをテーマに

AI要約

熊本県内の女性地方議員らでつくる「くまもと女性議員の会」が、木村敬知事と意見交換を行った。

参加者は女性の社会進出について意見を述べ、木村知事も育休制度や地方の課題について議論した。

会長は女性の社会進出に期待を寄せ、知事の取り組みを支持する姿勢を示した。

熊本県内の女性地方議員と木村知事が意見交換 女性の社会進出などをテーマに

 熊本県内の女性地方議員らでつくる「くまもと女性議員の会」は7日、熊本市中央区の県民交流館パレアで、女性の社会進出などをテーマに木村敬知事と意見交換した。

 4月の知事選で初当選した木村知事に、多様な意見を政策に反映してもらう狙い。県議や市町村議ら24人が参加した。

 参加者からの「性別による役割意識が女性の社会進出を妨げている」とする声に対し、木村知事は「県庁では(女性も男性も)育休を取得した職員が職場に戻りやすい仕組みづくりを検討している」と〝答弁〟。地方で産婦人科の医院や病院が減っている現状や、農業の担い手確保、交通渋滞問題でも意見を交わした。

 終了後、服部香代会長(山鹿市議会議長)は「女性の社会進出はまだ不十分。『県庁の中から変えていく』との知事の言葉に期待したい」と話した。(小山智史)