「エンジンルームから煙が」巡視船が火災 沖縄・石垣港で奄美海保所属の船

AI要約

巡視船あまぎで火災が発生し、消防が鎮火。けが人はいなかった。

火災はエンジンルームから発生。事件性はないとみられるが調査中。

現場では複数の巡視船が停泊し、周囲の人々が騒然としていた。

「エンジンルームから煙が」巡視船が火災 沖縄・石垣港で奄美海保所属の船

【動画1】白い煙のようなものが出る巡視船あまぎ=11日午後11時50分ごろ、沖縄県石垣市浜崎町の石垣港(矢野悠希撮影)

 11日午後10時40分ごろ、沖縄県石垣市浜崎町の石垣港で「巡視船のエンジンルームから煙が上がっている」と石垣海上保安部から119番通報があった。第11管区海上保安本部(那覇市)によると、係留中の巡視船あまぎ(第10管区海上保安本部・奄美海上保安部所属)で火災が発生。12日午前1時15分ごろに消防が火を消し止め、けが人はいなかった。

 11管の発表では、石垣港の石垣海保浜崎桟橋に係留中だったあまぎ内で11日午後10時25分ごろ、火災警報が鳴った。乗組員が確認したところ、機関室から煙が出ていたことから、消防に出動要請した。八重山署によると事件性はないとみられ、11管が火元の状況や原因を調べている。

 現場の埠頭(ふとう)には複数の巡視船が停泊している。ドライブ中に偶然煙を見かけた女性は「人がたくさん集まっていた、何があったんだろう」と巡視船を見つめていた。

【動画2】白い煙のようなものが出る巡視船あまぎ=11日午後11時50分ごろ、沖縄県石垣市浜崎町の石垣港(矢野悠希撮影)