佐賀バルーンフェスタ、今年は128機参加へ 大会概要発表 10月31日、佐賀市で開幕

AI要約

佐賀市で開催される「2024佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」の大会概要が発表された。128機の参加機数を予定し、国内外からの参加が期待されている。

競技飛行やバルーンファンタジア、夜間係留など様々なイベントが予定されており、選手たちの意気込みも語られている。

中前孝之選手は世界選手権出場を目指して日本選手権優勝を目指すと語り、大会への期待が高まっている。

佐賀バルーンフェスタ、今年は128機参加へ 大会概要発表 10月31日、佐賀市で開幕

 10月31日~11月4日に佐賀市の嘉瀬川河川敷を主会場に開かれる「2024佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」について、大会組織委員会は10日、大会概要を発表した。参加機数は昨年の大会(125機)を上回る128機を予定している。

 国内は100機、海外は米国や韓国など14の国・地域から28機が参加する予定。佐賀県内からは41機が参加する。

 競技飛行は10月31日~11月3日が午前7時からと午後3時からで、4日は午前7時からのみとなる。変形気球などが間近で見られる「バルーンファンタジア」は連日午前9時から実施。おなじみの気球のほか、ドイツ、米国からも参加する。夜間係留「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」は3、4の両日、午後6時半から行う。

 昨年の「パシフィックカップ」で優勝し、今大会に参加する米国のハートシル・レット選手(39)は「埋め尽くされる観客の声援の中、競技するのは格別」、昨年、日本人最高の4位だった上田諭選手(37)=佐賀市=は「海外勢を含め、まとめて倒して優勝したい」と、それぞれビデオメッセージを寄せた。

 パイロット歴13年で5回目の出場となる中前孝之選手(36)=同=は、同日の会見で「お世話になった人への恩返しをしたい。世界選手権出場を果たすため、日本選手権優勝を目指す」と力強く語った。(川﨑久美子)