【速報】囲碁の一力遼棋聖が日本勢19年ぶりの快挙 国際棋戦で優勝

AI要約

第10回応氏杯世界選手権の決勝で、一力遼棋聖が3連勝で初優勝を果たした。

19年ぶりの日本勢の国際棋戦優勝で、優勝賞金はおよそ5700万円。

一力遼棋聖は謝科九段にリベンジを果たし、決勝で勝利を収めた。

中国・上海で開かれた囲碁の国際棋戦・第10回応氏杯世界選手権の決勝五番勝負の第3局で、一力遼棋聖(27)が勝利し3連勝で初優勝しました。

主要な国際棋戦での日本勢の優勝は19年ぶり快挙です。

「応氏杯世界選手権」は4年に1度開催される主要な国際棋戦のひとつで、優勝賞金が40万ドル、日本円でおよそ5700万円です。

一力遼棋聖は日本勢としては3人目、自身初の決勝進出を果たし、決勝五番勝負にのぞみました。相手は前回大会の準優勝者・中国の謝科九段(24)です。

一力棋聖が前回大会の準決勝で敗れた相手で、「謝さんには前回やられているので、そのリベンジをする気持ちで頑張りたい」と話していました。

ここまで連勝し、勝てば初優勝という第3局は先ほど一力棋聖が勝利し、3連勝で初優勝を決めました。

さらに、日本勢の主要な国際棋戦での優勝は2005年の「第9回LG杯」以来で、19年ぶりの快挙となりました。