栃木県警とネクスコなど逆走車対策会議

AI要約

栃木県内での車の逆走が相次ぎ、県警と管理会社が対策を協議。

逆走事例が増加中で、高齢者ドライバーが半数以上を占める傾向。

対策として、逆走を知らせる標識設置や逆走検知装置の導入が検討されている。

栃木県警とネクスコなど逆走車対策会議

栃木県内の高速道路などで車の逆走が相次ぐなか、県警は9日、高速道路の管理会社などと会議を開き対策について話し合いました。

会議には県警や高速道路を管理するネクスコ東日本の担当者など24人が出席しました。

県内の高速道路などでは、2024年に入ってから車の逆走が6件確認されています。

8月は、東北自動車道で逆走した車による事故が2日連続で発生し、2人が死亡しました。

ネクスコ東日本によりますと車の逆走は全国の高速道路で、おおむね2日に1回の頻度で発生していて、なかでも高齢者のドライバーが半数以上を占めるといいます。

会議では、逆走した車による死亡事故が発生した「黒磯パーキングエリア」の下り付近に逆走を知らせる標識を設置することなどが報告されました。

その後、出席者たちは「都賀西方パーキングエリア」の下りで逆走した車を検知すると表示板に警告が表示される装置を視察しました。

この装置は、逆走を検知した場合道路管制センターに自動で通報されるようになっているということです。