子ども目線で展覧会を楽しむ 県立近代美術館のイベントに小学生参加【徳島】

AI要約

徳島市の県立近代美術館で子ども向け展覧会が開催され、こども鑑賞クラブの小学生が参加した。

子どもたちは「時をめぐる表現」をテーマにした作品展を鑑賞し、自分の視点で作品について感想を述べた。

学芸員も子どもたちのペースや個性を尊重し、自分らしく美術館を楽しむことを大切にしている。

子ども目線で展覧会を楽しむ 県立近代美術館のイベントに小学生参加【徳島】

子どもの目線で展覧会を楽しんでもらうイベントが9月7日、徳島市の県立近代美術館で開かれました。

このイベントは、「子どもなりの視点で美術館を楽しんでほしい」との想いで2004年に設立された、こども鑑賞クラブが行ったものです。

7日は、小学生9人が参加し、県立近代美術館で行われている「時をめぐる表現」をテーマとした所蔵作品展を鑑賞しながら、学芸員からの問いかけに答えるなどして、それぞれの目線から感じた意見を述べました。

(参加した子ども)

「この絵の後(の展開)とかどうなるかなというのを想像するのが、普通ないから楽しかった」

(徳島県立近代美術館・竹内利夫課長)

「自分らしく自分のペースで観るというのが一番と思っているので、ゆっくりペースの人でも良いし、すごい喋る人もいたでしょ。人それぞれで良いので、自分らしくミュージアムを楽しんでくれたらというのが一番です。それに尽きます」