熊本県伝統工芸館の工芸ショップ、カリーノ下通へ 大規模改修に伴い移転 10月1日から営業再開

AI要約

熊本県伝統工芸館が大規模改修工事のため9月2日から休館する。工芸ショップは10月1日に移転先で再開予定。

移転先は商業ビル「カリーノ下通」で、売り場面積は現行の3割になる。若年層やインバウンドの開拓に期待。

県はビル所有者側と賃貸借契約を結び、同工芸館は2026年春にリニューアルオープンを目指している。

熊本県伝統工芸館の工芸ショップ、カリーノ下通へ 大規模改修に伴い移転 10月1日から営業再開

 大規模改修工事に伴い、熊本県伝統工芸館(熊本市中央区千葉城町)は9月2日から休館する。工芸ショップ「匠[たくみ]」は同区安政町の商業ビル「カリーノ下通」に移転し、10月1日から営業を再開する予定。

 移転先は三年坂通り側出入り口から入ってすぐのスペース(約50平方メートル)で、売り場面積は現行の約3割になるという。同じフロアには蔦屋書店熊本三年坂やスターバックスコーヒーなどがあり、県や同工芸館はこれまで伝統工芸にあまり触れてこなかった若年層やインバウンド(訪日客)の開拓に期待している。

 県は近くビル所有者側と賃貸借契約を結ぶ予定。同工芸館は2026年春のリニューアルオープンを目指している。(川﨑浩平)