「道路上で死んでいる」特別天然記念物カンムリワシの死骸と散らばった羽根 沖縄・西表島で交通事故死 環境省が発表

AI要約

環境省西表野生生物保護センターは、西表島で特別天然記念物カンムリワシが交通事故で死んだことを発表した。

死んだカンムリワシは若い個体であり、現場はカーブが続く坂道でイリオモテヤマネコも目撃される危険な場所だった。

同センターは、運転時速40キロ(集落内30キロ)を守り、安全運転を呼びかけている。

「道路上で死んでいる」特別天然記念物カンムリワシの死骸と散らばった羽根 沖縄・西表島で交通事故死 環境省が発表

 環境省西表野生生物保護センターは3日までに、西表島で国の特別天然記念物カンムリワシ1羽が交通事故で死んだと公式サイトで発表した。8月28日に島民から「カンムリワシが道路上で死んでいる」と同センターに通報があり、職員が死骸と道路上に散らばった羽根を確認した。

 同センターによると、若い個体だった。現場はカーブが続く坂道で、見通しが悪い。この付近ではイリオモテヤマネコも頻繁に目撃されている。

 同センターは、島内を運転する際は時速40キロ(集落内などは30キロ)を守り、安全運転するよう呼びかけている。