優先駐車区画の利用証交付 青森県、区画整備する企業に助成も

AI要約

青森県は10月、車いす使用者など歩行が困難な人が駐車するスペースの適正利用を推進する「おもいやり駐車場制度」を始める。

専用の優先駐車区画を整備する企業に塗装費用の一部を補助するほか、駐車場利用者には車内につるす利用証を交付する。

優先駐車区画の整備については、今月下旬から補助を希望する企業を受け付ける予定。

優先駐車区画の利用証交付 青森県、区画整備する企業に助成も

 青森県は10月、車いす使用者など歩行が困難な人が駐車するスペースの適正利用を推進する「おもいやり駐車場制度」を始める。専用の優先駐車区画を整備する企業に塗装費用の一部を補助するほか、駐車場利用者には車内につるす利用証を交付する。

 県障がい福祉課によると、同様の制度は2006年の佐賀県を皮切りに全国で広がっている。青森県は本年度当初予算に1653万円を計上している。

 優先駐車区画の整備については、今月下旬から補助を希望する企業を受け付ける予定。補助割合は検討中という。

 優先区画の利用証は「車いす使用」と「移動に配慮が必要」の2種類で、障害者や要介護者の高齢者、妊産婦、6歳以下の未就学児童などが対象となる。申請書を県庁のホームページからダウンロードし、県おもいやり駐車場サポートセンターに郵送で申し込む。