【気象情報】一難去ってもまた…前線に向かい暖かく湿った空気流れ込み大気の状態不安定 土砂災害に要警戒

AI要約

静岡県では台風10号の接近により記録的な大雨が観測されており、大気が不安定な状態が続いている。

気象台は土砂災害に警戒するよう呼びかけており、予想される降水量も高く、地盤の状態が心配されている。

アメダスによる速報値では、静岡県内各地で数日間にわたる大雨が記録されている。

【気象情報】一難去ってもまた…前線に向かい暖かく湿った空気流れ込み大気の状態不安定 土砂災害に要警戒

台風10号の接近に伴い記録的な大雨を観測した静岡県ですが、9月2日午後4時現在、前線が北日本を通り日本海にのび、県内には前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、大気の状態が不安定になっています。

大気が不安定な状態は3日にかけて続く見込みで、これまでの大雨により地盤が緩んでいることから、気象台は土砂災害に警戒するよう呼びかけています。

9月2日に予想される1時間降水量は、いずれも多いところで西部・中部・東部・伊豆ともに40ミリ、3日は西部・中部・東部・伊豆ともに50ミリで、2日午後6時からの24時間に予想される降水量は西部・中部・東部・伊豆ともに100ミリです。

また、アメダスによる速報値では8月26日午後5時の降り始めから9月2日午後4時までの降水量は伊豆市天城山で990.0ミリ、静岡で738.0ミリ、熱海市網代で714.5ミリ、藤枝市高根山で708.5ミリなどとなっています。